コーチング

音楽コンクールなどの本番に特化した
コーチングメンタルトレーニングなどの本は読んだ事がありましたが
この本は、スポーツにも精通していて
「野球少年の母」としてもとても興味深く読む事ができました。
コーチについての章では、「鬼コーチか優しいコーチか⁈」に触れていましたが
有能なコーチは、考える余地を与え
「〜しなさい」と言う言葉はあまり使わないとのことでした。
言われた事しかできない子供は、自分の楽しみではなく、怒られないように頑張る子になりかねないですね。
それは、あまりにも寂しいです。

最後にこんな印象的なメッセージが。
「失敗すると罰を与える指導者がいます。その場はピリッとし、技術的にも向上しますが、心に影を落とします。
影は人間的成長の足かせになります。」

どきっとするメッセージですね。
愛情のない叱り方は、子供の心には
届かない…。
「温かさ」大切に。