子供を伸ばすしかり方・・・・

図書館で、「総合教育技術」と言う雑誌を見つけました。

 

学校の先生向けの内容だけど

レッスンにも子育てにも通じるところありで

興味深く読めました。

 

特集記事が

このままでいいのか?

蔓延する「ほめよ、叱るな」教育

「叱って育てる」教育の復権

 

4人の教授の提言が記されていたのですが

個人的に興味があった

東北福祉大学特任教授 有田 和正氏の記事を

紹介します。

 

「逃げ場のない叱り方はしない」

 

言い訳も言えて、逃げ場のある叱り方が大切。

 

それから「逆鱗」(げきりん)という言葉についても

語られていました。

中国の故事に、竜には逆鱗がのどのしたの方に1枚だけあって

体中のどこの鱗に触っても怒らないのだけど

その逆さに生えた逆鱗に触れると怒り狂う、という話があるのだそうです。

 

体中が逆鱗でむやみに怒る先生もいれば、

逆鱗を1枚も持たない先生もいます。

 

私は、逆鱗はやはり1枚は持たなければならないと思います。

 

しかし体中が逆鱗でやたらに怒るのも困ります。

「叱る」と「怒る」とは全く意味が違うのです。

 

叱るというのは、口できちんと言い聞かせ、

教え諭すことです。

一方怒ると言う字は下に心がついていますから、

これは感情的になるということです。

 

最後に「冷静に叱ること」

 

ともありました。

 

レッスンでは、常に心していることですが

わが子となると・・・・イライラが出そうになったら

竜の逆鱗の話を思い出して、冷静になれるかな!?

 

それにしても、この雑誌

保護者への対応の仕方などもあって

「リアル」さがよかったです。

 

学校の先生方のご苦労も改めて感じられた

一冊でした。