母校での夏のセミナーを受講してきました。
現役の学生ではなく、卒業生のために教授陣の
講義をうけられるのは、本当に貴重です。
恩師でもある春日先生の講義は
「時代様式に基づいたピアノ演奏とは」
音楽の底力といえる低音に焦点をあてた内容。
第Ⅰ部鍵盤音楽史の流れ
中世末期~近現代までを日本の歴史と比較。
グレゴリオ聖歌から始まり、古典期のもとがしっかりできたバロック期
形式性を中心とし客観的な美を追求した古典期
感情至上主義のロマン期。
それぞれの時代の作曲家の地位、音楽の形式など、
学生時代には、なんとなく知っているという曖昧な興味でしかなかったが
改めて、バッ・ハイドン・モーツアルト・ベートーヴェン・ショパンの偉大さに
触れることができた。
第Ⅱ部 低音パートの推移と拡がり
グレゴリオ聖歌からショパンまで先生の演奏による解説。
久しぶりの先生の音色にうっとり。
いつか、先生のような音が奏でられるようになりたい!
まだまだ、先は長いです。