おすすめの本

「センス・オブ・ワンダー」 レイチェル・カーソン(新潮社)

 

久しぶりに読後感が心地よい本との出合いがあった。

 

作者はアメリカの海洋生物学者。

 

甥のロジャーと海辺や森の中を探検し

 

星空や夜の海を眺めた経験をもとに書かれた作品。

 

私がとても共感できたのは、

「知ることは感じることの半分も重要でない」

「ロジャーに動物や植物の名前を意識的に

教えたり説明したりはしません。

ただ私はなにかおもしろいものを見つけるたびに、

無意識のうちに喜びの声をあげるので

彼もいつのまにかいろいろなものに注意を

むけるようになっていきます。」

 

息子の幼稚園の園長先生が

 

「今は早期教育がもてはやされているが

紫という漢字を園児に書かせるのは

訓練をすれば可能。

しかし、紫色にきれいに咲くアジサイやその

美しさを感じずに、上手に漢字が書けることに

なんの意味があるのか」

というようなことを言われていたのを思い出した。

 

息子は昨日もスイミングの帰り道

だんご虫やかたつむりや幼虫探しで

泥んこに・・・。

 

近所にはおおきな樹木がしげる公園がある。

これからは、もっと息子の探検に本気で

付き合おうと思った。

 

「センス・オブ・ワンダー」とは・・・・。

神秘さや不思議さに目を見はる感性のこと。

 

つい先日偶然にも、

「第24次南極越冬隊」の海洋学者さんとの

出逢いがあったばかり!

南極で氷上のアザラシと並んで写した写真を

見せていただいた。

 

人と人の出逢いも神秘的!

 

今日は、H.Pを見て体験の申し込みをいただいた

お子さんとの出逢いも楽しみ♪