ピアノの先生の日常

ピアノを習わせたい、すでに習わせている保護者の方は

ピアノの先生の日常って・・・?と、思われたことはないでしょうか?

実は私は子供の頃、ピアノの先生ってレッスンしていない日は

ずっと練習しているのかな?遅くまでレッスンしていて

家族の夕食は作れているのかなぁ(余計なお世話ですね)

なんて、なぞが多い職業のひとつでした。

レッスン(お仕事)は、午後からのスタートが多いし・・・。

実は、レッスン以外での準備がとても重要な仕事なのです。

私の場合、月2回、使用テキストの作曲家の先生に指導法を

学べる講義に参加。少しお休みしていますが、自分の演奏のレッスン。

そして、「どうしたら、もっとピアノが楽しく弾けるようにしてあげられるのかなぁ・・」と息子のことより(ごめんね)レッスンで会うみんなのことで頭の中は

いっぱいだったりしています。そんな時のヒントを探しに

昨日は、発表会に向けて取り入れてみたかったテキストの編曲・作曲を

手がけている「轟千尋さん」のセミナーに参加してきました。

ずっと伝え続けてきた「よく聴こう!」がどんなに大切な事かを再確認できました。「耳を開いて、自分の奏でた音を聴く力」。

ご本人は、子供の頃知っているメロディーにどんな音が合うのか

わくわくしながらピアノで遊んでいたそうです。

たとえば、同じ本を読んでもそれぞれ感じ方が違うように、

同じ音楽を聴いても、知識、経験によって同じ聴こえ方はしていないのです。

ピアノ演奏は、もちろんテクニックが必要。でも一番大切なのは

「どんな音でどんな風に弾きたいのか」ということ。

「よくわからないけど、この曲のここがすごく好き!」の謎を一緒に解き明かしていきましょう!

ピアノとずっと仲良くいられる指導に、大切な事をたくさん学べたセミナー

でした。写真は主催された藤先生と轟先生♪